2016年09月01日

32年間放置の原発、稼働を検討

フィリピン政府は8月31日、32年前に建設されたものの安全上の懸念から一度も稼働していない原子力発電所を復活させ、急増する国内のエネルギー需要に対応する計画を検討中だと明らかにした。

 首都マニラ(Manila)の西方約30キロ、バターン(Bataan)州にあるこの原発は、発電能力620メガワット。ロドリゴ・ドゥテルテ(Rodrigo Duterte)大統領の報道官は、「持続的で経済的にも利用しやすいエネルギーを求めてあらゆる選択肢を検討している。バターン原発の稼働も検討中だ」と述べた。

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2016年08月30日

フィリピン「麻薬撲滅戦争」、殺されるリスク冒してもやめない常習者

フィリピン・マニラ(Manila)に暮らすあるペディキャブ(自転車タクシー)運転手は、同国のロドリゴ・ドゥテルテ(Rodrigo Duterte)大統領が麻薬撲滅の容赦ない戦いを宣言し、頭を銃で撃たれるかもしれないと恐れながらも麻薬が欲しくて素早く隣人の家に飛び込んだ。

 ドゥテルテ大統領は6月の就任以前からフィリピン社会からの薬物撲滅を掲げ、就任直後には警察に麻薬密売人の射殺を命じ、一般市民にも麻薬中毒者の殺害を奨励している。

 警察が発表した統計によると、麻薬関連で殺害された死者の半数以上は未確認の襲撃者に殺害されていることから、市民らの間で、治安部隊や殺害請負人らが各地域内を歩き回り、麻薬への関与が疑われる人物は誰でも射殺しているとの恐怖が広がっている。

 ペディキャブの運転手が暮らすマニラのスラムでも常に武装警察が巡回している。それでも運転手は「シャブ」と呼ばれ常習性が非常に強いメタンフェタミンの吸引を止めない。ドゥテルテ大統領はメタンフェタミンについて、数百万の貧しいフィリピン人たちの命や生活を破壊していると非難している。

 3人の子どもの父親でもあるこの運転手は、住民たちに少量の薬物を売っていた女性が、オートバイに2人乗りした覆面の男たちに頭部を撃たれて殺害されたのを目撃したという。こうしたバイクに2人乗りした正体不明の人物たちによる殺害は、麻薬関連での殺害手段としてよくある例の一つだ。


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2016年08月24日

フィリピン歓楽街、麻薬撲滅作戦の影響で売り上げが半減

2016年8月23日、フィリピンのドゥテルテ大統領の麻薬撲滅作戦で、射殺された犯罪者は1000人を超え、国連から射殺中止勧告が出されている。

 フィリピンの代表的な歓楽街アンへレス。外国人利用者の多いゴーゴーバー・ドールハウスのスタッフ・マリアさんは「麻薬撲滅作戦の影響で客足が遠のき、売り上げは半減。廃業や倒産に追いやられた店舗も多いです。

多くの外国人利用者はフィリピンを避け周辺国に渡航しているようです。しかし、麻薬撲滅作戦で、麻薬関連の従事者はアンへレスから離れ、治安は良くなっています。

麻薬を楽しみに来る不良外国人旅行者がいなくなることで、1年後には安全な歓楽街として、以前より活気のある地域に生まれ変われるのではと期待をしています」と話す。

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